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牛島
【うしじま】


久慈湾北端に位置する無人島。周囲500m,標高50m。周辺は急峻で久慈湾に面する側にはアカマツが茂るが,外洋に面する部分は断崖となっている。牛の横たわる姿に似ているところからこの名がついた。戊辰戦争の際に榎本武揚が函館に赴く途中,この島陰に艦隊を碇泊させ薪水の補給をしたと伝える。天然の小湾をなし,昭和30年に灯台が建設された。頂上からの展望に優れる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7013731