100辞書・辞典一括検索

JLogos

10

大黒森
【おおくろもり】


岩手郡松尾村と二戸郡安代(あしろ)町にまたがる山。標高1,451m。八幡平から茶臼岳―大黒森―屋ノ棟岳―前森山―七時雨山と東北に連なる火山列の一峰。当山と屋ノ棟岳の南麓(900m)付近に,かつて東洋一を誇った松尾鉱山の元山がある。山の南斜面に国設八幡平スキー場がある。大黒森リフト終点から3,000mのコースで初級~上級の各コースがある。宿泊施設は御在所温泉にある。御在所温泉は松尾鉱山跡地の一画に人工掘削によってできた新しい温泉で,近くの御在所沼とその周辺の湿原は,散策地としても格好な所である。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7013851