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兜明神岳
【かぶとみょうじんだけ】


下閉伊(しもへい)郡川井村区界峠付近にある山。標高1,005m。頂上にはかぶと状の岩が見られ,かぶとにちなむ伝説がある。また,山頂からは奥羽山脈・盛岡市街地などが広く展望できる。山腹から山麓にかけて,広大な牧野が展開し,寒冷地ではあるが,酪農や畑作農業が行われている。盛岡市から近いこともあって,盛岡市少年自然の家やスキー場も開かれ,自然観察・集団訓練やレクリエーションの場として四季を通して利用されている。麓には明神社があり,牛馬の守護神として地元の人々から信仰されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7014148