100辞書・辞典一括検索

JLogos

10

上明神山
【かみみょうじんやま】


下閉伊(しもへい)郡岩泉町と岩手郡玉山村の境界に位置する山。標高1,118.2m。表層は砂岩・泥岩・珪岩質岩石からなる。旧小本街道早坂峠の北方約4kmにあり,末崎頭(1,174m)・三巣子岳(1,181.1m)・川場台(1,062.7m)・茶臼台(1,140.4m)などと連峰を形成し,外山早坂高原県立自然公園の一角を占める。山頂には高山性の植物も見られ,山麓には草地が広がり乳牛・肉牛の放牧が行われている。小本川水系の見内川・三田貝川,丹藤川水系の猫足又沢川の水源となっている。明神信仰から生まれた山名と思われる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7014228