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黒森山
【くろもりやま】


下閉伊(しもへい)郡岩泉町安家(あつか)と小川地区の境界に位置する山。標高1,106.9m。砂岩・泥岩・珪岩質岩石およびそれらの互層からなる。北北西方向約5kmの折壁岳(1,076.8m),西北西方向約10kmの穴目ケ岳(1,168.1m)などと連峰をなして安家川水系と小本川水系の分水嶺を形成している。江川・泉沢・救沢から山頂まで登山道が通じる。山頂は饅頭形の森が3つ並び,長慶天皇の御陵とする説もある。宮古市北部の黒森山(310.5m)と同様九郎判官源義経の九郎にちなむとする説,羽黒森の上略説,樹木が茂った黒い森などの説があり定説はない(岩泉の地名)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7014467