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小畚山
【こもっこやま】


岩手郡松尾村の南西部,同郡雫石(しずくいし)町との境に位置する山。標高1,465m。大深岳と三ツ石山の間にある。山名は,土などを運ぶもっこを逆さまにした形で,北にある畚岳と対比して小畚と名付けられた。地形は火山活動で形成されたアスピトロイデ型。八幡平と岩手山を結ぶ約20kmの縦走コースの途中に当たる。付近にシャクナゲの大群落があり,夏には特に美しい。頂上から烏帽子岳・八幡平・岩手山・秋田駒ケ岳が眺望できる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7014624