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貞任山
【さだとうやま】


釜石市橋野町と遠野市土淵町地区の境界にある山。標高886m。緩やかな高原状の山。当山には安倍貞任の子孫の居城があったという伝説がある。また,昔一つ目の一本脚の化物がいてハタヤのヌエというマタギに退治された話が伝わる。西麓の小烏瀬川沿いに八幡太郎義家の館跡と称する八幡沢の館がある。当山は山菜やキノコが多く,ハイキングコースとなっている。なお,同名の山が遠野市と気仙郡住田町の境界にもある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7014709