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大黒森
【だいこくもり】


遠野市附馬牛(つきもうし)町地区にある山。標高1,079.6m。「くろもり」とは,アイヌ語で仕掛弓をかけた森の意味があるといわれる。北上山地の中部に位置し,花崗岩からなり,荒川高原の南に連なる緩やかな高原状をなす。東西の裾野はそれぞれ荒川,大篠沢となり猿ケ石川に合流するが,付近一帯は春は山菜,秋はキノコの名所として知られる。特に東麓の荒川渓谷は車道も整備され,荒川高原や早池峰山の登山ルートとして脚光を浴びている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7015144