七折の滝
【ななおりのたき】
![](dev/images/h-r-.png)
折合の滝ともいう。稗貫(ひえぬき)郡大迫(おおはさま)町の折合沢上流にかかる滝。折合沢は岳川に注ぐ。高さ50m。1条の流れが交互に左右の蛇紋岩に突き当たり落下する。滝名は7段に曲折して落下することにちなむ。豊水期と渇水期とでは屈折数に大きな変化が見られる。かつては早池峰山の修験者のみそぎの場であった。滝の裏には不動尊が刻まれ,俗人が滝を見ると天気が荒れるという伝説がある。早池峰山・鶏頭山の縦走コースに当たり登山者の水補給地でもある。
![](dev/images/h-r-.png)
![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7015596 |