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大深沢
【おおふかさわ】


刈田(かつた)郡七ケ宿(しちがしゆく)町を流れる沢名。二ツ森山に源を持ち東南流,関と滑津(なめづ)のほぼ中央で白石(しろいし)川に合流する。沢伝いのそま道は山形県上山(かみのやま)市萱平(かやだいら)に通じ,江戸期には,米の密輸ルートと伝える。明治~大正期に盛んに伐木が行われ,大正14年1,170haの山林は古河虎之助の所有となり,古河林業事務所が下流平坦地に置かれた。昭和35年戸数15戸。現在は古河林業事務所も関に移転し,居住は1戸だけである。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7017018