朝月山
【あさづきやま】

県南部，雄勝(おがち)郡稲川町にある山。皆瀬(みなせ)川中流左岸に位置し，標高394mで花崗岩からなる。山名の由来は，稲庭(いなにわ)から見る時，淡い残月がこの山にかかるので，小野寺氏が命名したと伝える。東側の山麓が，皆瀬川に浸食され急崖となっている。かつては初夏にホタル狩りの景勝地として知られた（郷土史資料）。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7019644