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小又川
【こまたがわ】


森吉山麓北部,北秋田郡森吉町を西流する川。森吉山(1,454m)と三ツ又(みつまた)森(1,119m)に源を発する粒様(つぶさま)沢・土沢・六郎沢・大杉沢などが合流して小又川となる。平田(へんた)から西流,桐内沢(きりないざわ)川などの輻射谷を合わせ,小又で阿仁(あに)川と合流する。流路延長30.1km,流域面積266.8km(^2)の1級河川。川名は小又集落に由来。上流の小又峡は三階滝などの渓谷美で有名。上流の太平湖付近には県営の発電所があるほか,流域には三菱金属経営の発電所がある。湯ノ沢温泉は小又上流探勝の基点。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7021046