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真山
【しんざん】


新山とも書く(秋田家文書)。男鹿(おが)市にあり,北流する賀茂川の上流にある山。標高580m。流紋岩からなる。山名は本山に対して命名された。男鹿県立自然公園のうち。男鹿三山の1つとして知られる。北麓に真山神社が現存。幕末までは遍照院光飯寺と称した。縦走する山道があり本山に至る。山の名称は本山とともに熊野にちなんだという。慶長6年の「秋田家分限帳」には,新山院主の知行として263石余とある(秋田家文書)。山岳信仰の対象として古くから近隣農村の人々に崇敬される。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7021451