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瀬ノ沢川
【せのさわがわ】


鹿角(かづの)市東部から岩手県二戸(にのへ)郡安代(あしろ)町へ流れる川。四角(しかく)岳(1,003m)・中岳(1,024m)に源を発し,多くの沢を合わせて瀬ノ沢川となって南流する。女平(おんなだいら)集落を経て岩手県に入る。茂谷地(しげやち)川・切通(きりどおし)川を合わせ,瀬ノ沢集落を経て,折壁付近で大沢川と合流して米代(よねしろ)川となる。流路延長18.2km,流域面積98.2km(^2)の1級河川。上流に柴平(しばひら)発電所用のダムがある。中流部にある花輪鉱山は,採鉱設備が秋田県側にあり,選鉱設備・鉱山事務所が岩手県側にある。川床が浸食され,みごとな河岸段丘が形成されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7021582