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椿台
【つばきだい】


男鹿(おが)市男鹿半島南岸の海岸段丘。船川(ふなかわ)地区内の椿集落を中心とする一帯。地質的に新生代新第3紀中新世の模式的な地層序がみられ,海岸に明瞭な数段の段丘が発達,男鹿半島が断続的な隆起によって生じたことを示す。対馬(つしま)海流が北流しているため,半島の日本海に突出した南側にはツバキの群生地があり,特に能登(のと)山と称する小丘の群生地は,自生北限地として大正2年の天然記念物指定地。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7021923