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能代砂丘
【のしろさきゅう】


県北部海岸に発達した砂丘。砂丘は海岸線に並行し,八郎潟を擁し男鹿(おが)半島まで延びる。米代(よねしろ)川河口南部で高度を増し,能代公園で標高24m,臥竜(がりゆう)山で37m,黒岡付近で58mに達するが,砂丘の基盤には台地の存在が想定されており,男鹿半島にはいわゆる複トンボロではない(日本地誌)。砂丘名は米代川下流部の中心都市能代に由来。砂丘の内側には沼・湿地帯が並ぶ。砂丘には藩政期に植林したクロマツの林が続くが,砂丘裏には集落・畑地・果樹園が分布。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7022449