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真瀬川
【ませがわ】


山本郡八森(はちもり)町を南西流する川。真瀬岳に源を発し,一ノ又・中ノ又・三ノ又沢が合して真瀬川となる。雨降場(あめふれば)沢・上山内(かみさんない)沢を合わせ,茂浦(しげうら)で日本海に注ぐ。流路延長12km,流域面積53.9km(^2)の2級河川。流域は地溝帯。北部は三ノ又凝灰岩部層で,これを浸食した土砂で埋積谷を作り,さらに,これを解析し,砂礫段丘と沖積平野を形成。真瀬は狭い谷を意味する(地名の語源)。上流には松倉・黒滝などがあり,森林地帯の中の清流で,三十釜付近はアユ・ヤマメ・イワナの釣り場としても有名,八森岩館県立公園の一部を形成。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7022962