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役内川
【やくないがわ】


県南東部,雄勝(おがち)郡雄勝町を流れる川。虎毛(とらげ)山(1,433m)に源を発した赤倉沢とマタゴ沢が合流して役内川となり,断層線に沿って北流する。磯(いそ)付近から西流,大役内川・大沢川を合わせ,川井から地溝帯を北流,赤平田(あかひらた)川をも合わせ,横堀で雄物(おもの)川に合流する。1級河川。川名は大役内川上流の役内沢に由来,八口内を意味する(地名辞書)。上流沢目には高松岳火山による温泉が多く,秋の宮温泉郷を形成している。川沿いの国道108号は仙秋(せんしゆう)ラインと呼ばれ,上流地域は栗駒(くりこま)県立公園の一部となっている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7023200