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朝日川
【あさひがわ】


西村山郡朝日町中央部を流れる延長2万1,920mの一級河川。最上川の支流の1つ。朝日山地の主峰大朝日岳(1,870m)東麓に端を発する。上流の朝日俣沢・黒俣沢が合流して東へ流れ,標高560mの朝日鉱泉付近で北東流に転ずる。大字立木付近から河谷を次第に広げながら東流し,大字松程(まつほど)地内で最上川に入る。流域面積24.5km(^2),うち98%を山地が占める。下流夏草地区(大字常盤)には大正3年完成の旭発電所があるほか,昭和33年上流木川に発電用ダムが竣工し,朝日第一・第二発電所も相次いで設置された。河岸に沿う県道白滝宮宿線は朝日山地登山の主要ルートである。河川名は朝日山地より流下することにちなむ。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7023513