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大朝日岳
【おおあさひだけ】


朝日山地の主峰。標高1,870m。山頂は南北に馬の背状に細長いが,仰ぎみる山容は整った三角錐をなしている。そのため古くは剣頭山とも称した。冬季の季節風の影響で東西への積雪が多く(偏東積雪),ガンガラ沢に美しいY字雪渓をもつ。山頂付近には変成岩の露出がみられ,山の古さを知ることができる。山頂から平岩山までは花崗岩の砂礫が続き,ヒナウスユキソウの大群落がみられる。北東2kmに小朝日岳がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7023963