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御積島
【おしゃくじま】


日本海に浮かぶ飛島の西方1kmにある小島。全島流紋岩からなる岩石を裸出し,標高約77m。円筒状の形状をなす島の北岸に北西の方向に裂線に沿った幅7m・高さ12m・奥行55mの海食洞窟があり,中に遠賀美(おがみ)神社が祀られている。洞窟内部に鱗紋状の燐灰土の堆積がみられ,夕陽に照らされて輝く時,巨竜の鱗のようにみえるところから白竜の鱗紋と呼ばれている。周辺は磯付きの魚族や貝類が多い。また国天然記念物ウミネコの繁殖地として知られる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7024213