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栗子山
【くりこやま】


米沢市の東に位置する奥羽山脈の一峰。米沢市と福島県福島市との境をなす。標高1,217m。1,000m級の尾根が南北に続くところにあり,急斜面が東西両面から迫っている。山頂付近には古生代の黒色片岩があり,谷沿いには花崗岩がみられ,南西部には新第三紀層が分布している。栗子川に沿って明治13年に万世大路が福島まで通じた。その後この馬車道は改修されて国道13号となったが,昭和41年さらに南方に栗子トンネルが開通,米沢盆地と福島盆地を結んでいる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7024895