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蔵王高原
【ざおうこうげん】


蔵王山南西麓にひろがる標高約1,000mの高原状台地。坊平(ぼうだいら)高原ともいう。面積は16km(^2)に及ぶ。中央部を清水(おしず)川が流れ,レンゲツツジが咲きほこるなどキャンプ地としては絶好。高原の上部は,杉の大木が茂る清水(おしず),さらに高山植物の茂る緩傾斜の御田神(おだのかみ)と続き,刈田岳(1,759m)へと登山コースが開かれている。清水から仙人沢に懸かる不動滝・観音滝への散策路も開かれ,ハイカーたちでにぎわう。冬季は蔵王坊平スキー場として,リフトなどの設備も整い,県内外から訪れる人々でにぎわう。蔵王エコーラインの開通で,急速に観光化が進んだ。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7025121