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猿羽根山
【さばねやま】


最上郡と村山郡の境にある山。最上郡の南端に位置する。この山を越える峠道が猿羽根峠で,頂上に猿羽根地蔵が祀られている。「大泉庄三権現縁記」(県史15下)に「当国主武藤出羽守殿御代ニハ,庄内二郡ノ鮭延五ケ所,サバネ山迄,亦下由利郡迄,御持分也」とあるが,本記録は検討を要する。また,「筆濃余理」には,「義氏様御代には庄内御領者不及申に,さきのぶ五ケ所,さはね山村,又下は油利迄御持」とある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7025303