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白鷹丘陵
【しらたかきゅうりょう】


最上川と須川に東西をはさまれた丘陵。標高986mの白鷹山(虚空蔵(こくぞう)山)を中心に,黒森山(811m)・東黒森山(766m)・西黒森山(847m)・高戸屋山(793m)・大鷹山(772m)などからなる。花崗岩性砂岩・頁岩の堆積上に白鷹火山が噴出し,カルデラを形成している。東方に火口底が広がり,畑谷大沼・荒沼などの湖沼がある。東村山・西村山・南村山・東置賜(ひがしおきたま)・西置賜の5郡の境界となっており,狐越・畑谷越・小滝越・五百川(いもがわ)越などの峠・街道が丘陵を横断している。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7025661