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肘折台地
【ひじおりだいち】


肘折温泉付近の銅山(どうざん)川(烏川)をはさんで標高120mから600mにかけて分布している台地。火山灰・火山砂・軽石流の堆積したもので,規模は南北12km・東西6kmに及ぶ。概して乏水性で,谷水の湧水するところでは水田の分布もみられるが,耕地は少ない。多くは草地・樹木のまま放置されている。近年放牧場として利用されているところもある。火山灰や軽石からなるため,降雨によって地すべりが多発する地域である。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7027205