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三足一分山
【みあしいちぶやま】


六十里越街道(国道112号),大越峠(913m)の西約4kmにある山。標高1,123m。朝日山地主稜を取り巻く周縁準平原の遺物の一部とみられている。山地は梵字(ぼんじ)川支流の小沢によって二分されているが,東方は大越で月山火山体の南面と接し,内陸と庄内の分水嶺をなす。山名は山の北・西・東面が急斜面で,3歩登っても滑り落ちてしまい,1歩分しか進めないことにちなむという。西に八久和川が流れ,ダムも設けられている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7027629