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あぶくま洞
【あぶくまどう】


田村郡滝根町の大滝根山西斜面にある石灰岩台地の仙台平(せんだいひら)南部にある鍾乳洞。昭和44年9月石灰岩採石場跡地に発見され,同48年に公開された。洞穴の探勝コースは長さ600m,鍾乳石・石筍が多く,3段階の層からなり,「月の世界」「竜宮殿」「こうもりの窟」などがあり変化に富む。洞内は四季を通じて気温13℃。入り口は国鉄磐越東線神俣(かんまた)駅より北東4km,標高約650mの地点にあり,その前には1,000台収容の大駐車場ができ,年間を通じて観光客でにぎわう。昭和53年の観光客入込数は115万人で,県内主要観光地のうちで第6位となっている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7028729