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石川山
【いしかわやま】


石川郡石川町地内の鉱物を産する山の一般的呼称。阿武隈(あぶくま)山地に属し,規模は小さいが20~30cmの脈幅を有するペグマタイト鉱床が分布する。野木沢・石川地方には,モズナ石・コルンブ石・石川石・サマルスキー石・白雲母・緑柱石・ユクセン石,ポリクレース系の鉱物などが多い。石川義塾(現学法石川高校)の創立者森嘉種によって石川地方の珍しい鉱物として学界に紹介された。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7028876