100辞書・辞典一括検索

JLogos

11

大戸岳
【おおとがだけ】


会津若松市南端にある山。標高1,415.9m。先第三紀大戸層の砂岩・粘板岩などから成る。山頂を中心にして,北・南・東の三方に標高1,100~1,300mの定高性をもった山稜が連なり,南会津山地に広く認められるほぼ同じ高さの浸食平坦面遺物の一部を構成する。西方約6kmにある小野岳(1,383.4m)との間に阿賀川(大川)の峡谷があり,そこに大川ダムが建設中である。急斜面の切り合う山頂付近の稜線には「蟻の戸渡り」と呼ばれる峻険な所がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7029546