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神籠ケ岳
【かろうがたけ】


大沼郡会津高田町と南会津郡下郷町の境にある山。標高1,376.3m。流紋岩類より成る旧火山体。新第三紀に形成されたもので浸食をうけ原形をとどめていない。この山の北に烏帽子岳(1,095m)がある。「新編会津」に「昔は朝立神社此山中に鎮座ありしと云,頂まて一里余最高所を烏帽子岳と云……土人この山に入て炭を焼木地の木を採る」とある。神籠ケ岳の名は家老・鹿狼の類で崖または急斜面に関係するものである。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7030368