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隈戸川
【くまどがわ】


奥羽山脈の権太倉山から東流して飯豊川を合わせて北流し,阿武隈(あぶくま)川の支流釈迦堂川に注ぐ1級河川。阿賀野水系の羽鳥湖の水は,奥羽山脈を貫くトンネルによって流域を表日本水系に変えて隈戸川に落とし,12km下流の西白河郡大信村日和田で幹線用水路に導き,矢吹原を灌漑する。冬期間貯水し,灌漑期の4月11日から9月10日まで3,250万m(^3)の水が流される。羽鳥湖の湖水利用後は開田が順調に進んで昭和42年までに1,424.8haとなった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7030693