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材木山
【ざいもくやま】


会津若松市にある山。猪苗代湖西岸の一部に半島状に突出した山で,流紋岩から成り標高570m。猪苗代湖面からの比高は60mたらずでさして高くはないが,湖岸から長さ1km,幅200mの半島の先端にあるうえに,両側に直線状の急斜面を従えた屋根型の山容が特に猪苗代湖の北半部沿岸から目立つ。材木山の名は,流紋岩に発達する柱状節理の景観が材木を立て掛けたように見えることによるが,「新編会津」第2巻に「材木巌」の記載があり,ここより約3km北にも同名の呼称をもつ岩がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7031057