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船鼻山
【ふなはなやま】


船ケ鼻山・舟ケ鼻山とも書く。また「ふねはなやま」「ふねがはなやま」ともいう。南会津郡田島町と大沼郡昭和村との境にある山。標高1,234m。越後山脈に属し,石英安山岩質溶結凝灰岩より成る平頂峰。この石英安山岩質溶結凝灰岩の分布は広く白河から会津に及ぶ範囲に見られる。噴出源は明らかでないが鮮新世末から第四紀初頭にかけての噴出といわれている。船鼻山の名はちょうど船を伏せた形に似ているところからきている(新編会津)。船鼻山の東側鞍部には船鼻峠(1,027m)がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7033851