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宮川
【みやかわ】


会津盆地南西方,駒止(こまど)高原の北東縁に当たる大滝山の北斜面(大沼郡会津高田町)に発し,約30km北流して河沼郡会津坂下(あいづばんげ)町の北端で阿賀川に合流する1級河川。上流15kmほどは標高1,000~800mの山地を深く刻み,谷底に狭長な段丘を伴うのみであるが,会津盆地に出た所に見事な扇状地を広げている。その扇端部は南東方面からの支流濁(にごり)川によって切られ,比高数mの段丘崖となっている。濁川との合流点から下流で鶴沼川と呼ばれるが,それは大川のかつての流路を示すものである。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7034333