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朝房山
【あさぼうやま】


鶏足(とりあし)山塊の東端に位置する山。標高201.1m。岩質は古生層のケツ岩を主とする。山頂はなだらかであるが,南側は急傾斜で,友部丘陵に連なる。北・東は傾斜が緩やかで,水戸市・笠間市の境界をなす。また西側を南流する涸沼(ひぬま)川の水源となっており,同川と北側を東流する藤井川の分水界をなす。山頂には朝房権現の祠がある。「風士記」に見える晡時臥(くれふし)山に比定する説が有力(新編常陸)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7035177