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国府原
【こくふがはら】


石岡市北部に分布する原。標高26m前後で石岡台地の一部をなす。石岡の地は古代に国府が置かれたことから,国府の原を意味し,常陸国分寺の北西から鹿の子にかけての台地といわれる(石岡市史)。建武4年3月10日,南朝方の小田治久の軍勢が国府原に出向したので,北朝方の佐竹義篤の軍勢と合戦となったが,佐竹勢に属した伊賀盛光は若党とともに中に懸入り,合戦をしている(飯野文書/いわき市史)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7037053