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真壁台地
【まかべだいち】


常陸台地の一部,筑波山塊の西部に分布する洪積台地。西は小貝川の沖積低地,東は桜川の沖積低地,北は鶏足(とりあし)山塊系の県境の山地,南は筑波・稲敷台地に面する。北東から南西に緩傾斜してのびる。畑地と平地林が多い。明治期には米・麦・大豆・雑穀・芋類や商品作物として綿花・菜種・タバコ・繭などが主に生産されていた。田畑の等級は3等級で筑波・豊田,相馬,久慈郡に次いで高かった。協和町を中心にポンプ井戸を利用して,畑を田に転換した陸田が多い。コダマスイカ・キュウリ・トマト・イチゴなどの栽培も多く,東京市場を中心に東北地方にも出荷されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7039693