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孫沢原
【まごさわはら】


日立市中央部,下孫付近の原。標高30m前後の洪積台地で常磐海岸台地の一部をなす。永禄5年相馬盛胤が佐竹領に侵入して孫沢原の戦いが行われた。大窪城主大窪伊賀守は佐竹氏の援軍を求め,佐竹勢は相馬勢を南部の石名坂で迎え撃ち破った。下孫桜橋の塚は相馬方武将を埋葬した所といわれる。現在住宅・工場が増加し都市化が著しい。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7039706