弘法山
【こうぼうやま】
高房山とも書く(新編武蔵)。入間(いるま)郡越生(おごせ)町北方にある山。標高約160m。県立黒山自然公園のうち。山頂には諏訪神社があり,中腹には高房山妙見寺(弘法寺ともいう)があり,境内は桜・ツツジの名所として知られる。江戸期作の如意輪観音像は安産・子育ての観音として知られ,堂内には乳房をかたどった奉納額が寄進されている。西側斜面の越生中学校校庭の北壁露頭に大霧(おおぎり)造山運動の衝上断層面がある。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7049218 |