100辞書・辞典一括検索

JLogos

8

小手指ケ原
【こてさしがはら】


小手差原とも書く(新編武蔵)。所沢市の北西部狭山(さやま)丘陵の北麓,武蔵野台地西北縁を占める標高80~100mの台地で,下末吉ロームをのせる。鎌倉街道が通り,西方の金井ケ原とともに,しばしば戦場となる。新田義貞が源氏の白旗を立てて指揮したという白旗塚,新田軍が誓詞を交わした所と伝えられる誓詞が橋などの史跡に富む。付近一帯は,近年まで雑木林が残っていたが,昭和45年の西武池袋線小手指駅の開設と相前後して,都市化が急速に進んでいる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7049288