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伊予ケ岳
【いよがたけ】


富山町北部にある山。標高336.6m。頂上は房総の山には珍しく岩峰が天空にそそり立ち,安房妙義の異名がある。頂上から四周の眺望はよく,特に富山(とみさん)の眺めはすばらしい。頂上にはわずかに平地があり,小石祠が置かれ少彦名命が祀られている。表登山口付近には,室町期に相模守細川氏が草創したといわれる平群郷社天神社がある。菅原道真を祀り,別名梅のみ神社という。同神社に伝わる紙本著色天神縁起絵巻は県文化財。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7053072