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高藤山
【たかとうざん】


県南東部,一宮町の西端にある山。標高約80m。上総権介広常の館があったといわれる。広常の居城については,大原町の布施殿台(ふせどのだい)説もある(房総志料ほか)が,「千葉氏大系図」などによると,広常の祖父常家の代から(大治年間)一宮柳沢城と称した当山に居を構えたとされている。山上には,文久2年に一宮藩主加納久徴が建立した高藤山古跡碑があり,広常の戦功などが漢文で書かれている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7055459