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天神山
【てんじんやま】


富津(ふつつ)市のほぼ中央を流れる湊川の南岸にある山。標高約190m。第三紀層からなる。山頂は平坦で天神の小祠があり,天神台と称す。台上から海を隔てて武相の山々や遠く富士山を望見できる。伝説によると景行天皇東巡の折に,ここに7座の天神が祀られ,弘仁年間には僧空海がきてこれを再興,以来当山の名が広く知れわたり,天神山川流域の総称となったとされている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7055768