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金太ケ浦
【きんたがうら】


青ケ島の南海岸。天明5年,船頭惣兵衛が八丈島役所へ報告した文書に「東南之間ハ遠見仕候処,おっちょが浦辺よりきん多が浦之辺迄は煙ニ包リ候様子ニは相見不申候云々」と見えている(青ケ島諸覚)。また,島の清受寺の梵鐘の銘に,天保6年,八丈島の服部九左衛門の船が金太ケ浦に漂着し,舟子のうち2人が溺死したので供養する旨刻まれている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7060216