角川日本地名大辞典 関東地方 東京都 13 向山【むかいやま】 新島(にいじま)の南方のなだらかな山。標高300.7m,典型的な流紋岩の火山地形をなし,いくつかの火口が現在でも形を残している。シイなどの雑木におおわれているが,西方には抗火石採掘場がある。江戸時代にはこの地に牛が放され,その後,明治の初め頃まで野性化して生息していた。向山東南方の平地状になったところにミサイル試射場がある。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7064799