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獅子舞ケ峰
【ししまいがみね】


鎌倉市二階堂にある瑞泉寺の北方,亀ケ渕の東側の山。標高約90m。山名は,山上に獅子巌(ししがん)という獅子がうずくまった形をした岩があるのに由来する。「新編相模」は「登三町余,大さ方六尺許,瑞泉寺古伝に彼寺十境致の一」と記し,かつて獅子巌は瑞泉寺十境致の1つに数えられるほどの名勝であった。この峰の西側にある20数穴のやぐらは砂矢蔵(すなやぐら)と呼ばれていたという(新編相模)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7067177