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袖平山
【そでひらやま】


津久井郡津久井町西部にある山。丹沢山地の最高峰,蛭ケ岳から北方に延びる稜線上の姫次(ひめつぎ)から西に派生した尾根に位置する。標高1,431.9m。地質的には新第三紀中新世の丹沢層群の緑色凝灰岩からなる。「新編相模」には「袖平峰」とあり,山上に大室権現を祀る。青根村(津久井町)で最高であったから青根山とも呼ぶとある。「津久井郷土誌」には「草巻の峰」あるいは「袖平の頭」と記されている。山頂部を現在東海自然歩道が通過,道路も整備されてきた。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7067673