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高松山
【たかまつやま】


御幸(みゆき)山ともいう。厚木市愛名にある山。中津山地の南部に位置する。標高146.5m。新第三紀後期の愛川層群凝灰岩層からなる。相模平野と中津山地の境界部に当たり,山頂から相模平野方面の展望にすぐれる。このため当山は戦前津古久丘陵から尼寺原台地にかけて行われた陸軍演習の軍況監察に適し,天皇がここで視察を行ったため御幸山と呼ばれた。周囲はかつては農村地帯であったが,最近は京浜方面への通勤者のための住宅地造成が盛んとなり,山すそまで宅地化されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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