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白鷺池
【はくろち】


鎌倉市山ノ内の円覚寺総門前,参道入口の左右にある池。「扶桑五山記」にいう円覚寺境致(けいち)の1つで,もとは蓮池であった。国指定の史跡・名勝,円覚寺境内の一部。池名は開山無学祖元が鎌倉入りしたとき鶴岡八幡宮の鳩(神霊)が白鷺と化して師を案内し,この池の所に舞い降りたという説話にもとづく(元亨釈書)。明治22年6月に開通した横須賀線で池と総門の間が寸断された。現在の池は昭和37年に整備改修されたものである。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7068478